公開日 2022年12月09日
野鳥の飛来シーズンに入り、近隣県の養鶏場において高病原性鳥インフルエンザが頻発に確認されています。
10月28日に岡山県の養鶏場において高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されて以降、近隣県においても複数の感染が確認されています。
今年は、例年以上に鳥インフルエンザの感染が確認されていることから、鶏を飼養している方は飼育管理の徹底をお願いするとともに、町民の皆様もご注意ください。
◯人への感染について
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥と濃厚な接触などの特殊な事例を除いて、鶏肉や鶏卵を食べることなどにより人に感染した事例は報告されていませんので、冷静な行動をお願いします。
日常生活においては、鳥や動物に触った後はよく手を洗うことや、ペットを飼育している方は野鳥と接触させないように注意し、糞尿を速やかに処理してペットのまわりを清潔にしておくことも重要です。
◯死亡野鳥を発見した場合について
死亡野鳥への対応は、環境省が高病原性鳥インフルエンザの発生状況に応じて設定する警戒区分(対応レベル)に応じています。
感染リスクが特に高い種や、一度に複数羽の死亡野鳥を見かけた場合、または弱っている野鳥を発見した場合は決して触れたりせず、次のところまでご連絡ください。
・海陽町役場農林水産課(海南庁舎:0884-73-4161、宍喰庁舎:0884-76-1511) ※休日・夜間は役場代表電話 (海南庁舎:0884-73-1234、宍喰庁舎:0884-76-3111)
・徳島県南部総合県民局 保健福祉環境部(電話:0884-28-9862)
・徳島県鳥獣対策・ふるさと創造課(電話:088-621-2262) ※休日・夜間は県庁衛視室(電話:088-621-2057)
◯感染リスクの高い種の基本的な特徴
1.ハトより大きな鳥である。
2.カモ類などの水鳥である。
3.タカやフクロウ等鳥を捕食する鳥(猛きん類)である。
◯愛玩鶏を飼っている皆様へ
高病原性鳥インフルエンザから愛玩鶏を守るため、ウイルスの侵入を防止しましょう。
1.日常の飼育管理の徹底。
毎日、愛玩鶏を観察し、飼育小屋やその周辺を清潔にし、消毒液等でウイルスの感染予防をしましょう。
2.野鳥と接触させない。
小屋に金網や防護ネット(2cm角以下)を張り、小動物等が侵入できないよう隙間を塞ぎましょう。
その他については、下記のパンフレットをご参照ください。
高病原性鳥インフルエンザから愛玩鶏を守るために[PDF:24.5MB]
発生状況等の詳細については、下記の国及び県のホームページをご参照ください。
農林水産省HP(外部サイト) https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/
環境省HP(外部サイト) https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/
徳島県HP(外部サイト) https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/sangyo/chikusangyo/5041956/
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