海陽町では、新しい形で地域史を構築・蓄積することを目指し、 海陽町立図書館にデジタル地図による地域史アーカイブ「記憶の地図帳−海陽町 未来へのアーカイブ−」を設置しました。
この地図は、住民一人ひとりの日常的な視点や思い出を通じて、海陽町の新たな地域史を編み直す試みです。 町の風景や出来事、そこで交わされた言葉や感情を記録し、地域の魅力を発信するとともに、 世代を超えてつながるアーカイブを築いていくことを目指しています。
その最初の取り組みとして、この度、海陽町立海部小学校の令和6年度卒業生が、 卒業制作としてこのプロジェクトをスタートさせました。 自分たちにとって大切な場所を訪れ、その風景や思い出を写真や言葉で表現しています。 児童の視点を通して描かれた「記憶の地図帳」は、地域に新たな発見をもたらし、 これからの海陽町を考えるきっかけとなるでしょう。
今後は、海陽町の子どもたちを中心に地図を広げ、ゆくゆくは町民全体で「記憶の地図帳」をつくりあげていくことを目指しています。
「記憶の地図帳-海陽町 未来へのアーカイブ-」は、こちらのリンクからもご覧いただけます。