防災情報の伝え方が変わります〜「避難情報」発令時における警戒レベルの運用について〜

公開日 2019年06月14日

防災情報が「5段階の警戒レベル」へ

平成30年7月豪雨(西日本豪雨)災害では、多数の防災情報にかかわらず、多くの死者・行方不明者が発生するなど甚大な被害が発生しました。

この災害の教訓を受け、国によって「避難勧告等に関するガイドライン」の見直しが行われ、海陽町でも6月より、警戒レベルを用いた避難情報の運用を開始しています。

 

つぎのとおり、「5段階の警戒レベル」で防災情報をお伝えしますので、これらの違いをよく理解していただき、いざというときに備えてください。

また、自らの命は自ら守るという意識を持って、適切な避難行動をとってください。

 

警戒レベルと避難行動

 

                                                

警戒

レベル

避難行動等 避難情報等

警戒

レベル5

既に災害が発生している状況です。

命を守るための最善の行動をとりましょう。

災害発生情報

・・・災害が実際に発生していることを把握した場合に、可能な範囲で発令

(町が発令)

警戒

レベル4

速やかに避難先へ避難しましょう。

公的な避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や自宅内のより安全な場所に避難しましょう。

避難勧告

(町が発令)

 

避難指示(緊急)

・・・地域の状況に応じて緊急的または重ねて避難を促す場合などに発令

(町が発令)

警戒

レベル3

避難に時間を要する人(ご高齢の方、障害のある方、乳幼児等)とその支援者は避難をしましょう。

その他の人は、避難の準備を整えましょう。

避難準備・高齢者等避難開始

(町が発令)

警戒

レベル2

避難に備え、ハザードマップ等により、自らの避難行動を確認しましょう。

洪水注意報、大雨注意報など

(気象庁が発表)

警戒

レベル1

災害への心構えを高めましょう。

早期注意情報

(気象庁が発表)

 

重 要 !

※ 各種の情報は、警戒レベル1〜5の順番で発表されるとは限りません。状況が急変することもあります。

※ 警戒レベル5は、すでに災害が発生している状況です。また必ず、発令されるものではありません。

※  警戒レベル3、警戒レベル4が発令された地域にお住まいの方は、早めの避難を心がけ、命を守る行動をとってください。